I-OTA参加企業の株式会社キョウエイ様(https://www.kyoei-biz.co.jp/)のインタビューを掲載します。
―御社がI-OTAに参加した理由や想いをお聞かせください。
大田区の優れた技術を持つ企業との連携が強化されることで、案件の対応力が拡大するなど多くのメリットがあること、また、このような取り組みにより大田区のものづくり技術をさらにPRできるのではないかと思い参加しました。
―御社の強み、得意分野をお聞かせください。
弊社は光学機器・産業用機器・医療機器など多種業界の様々な部品全般を取り扱っております。主にゴム・スポンジ部品の製作、銘板やシールの印刷製品など幅広い加工製品を取り扱い、金属加工や表面処理から組み立てに至るまで対応しています。
元々は父が印刷関係の商社として創業したのが始まりです。そこからお客様の要望にお応えするなかでゴム製品や銘板、板金加工、切削加工まで広がっていきました。多品種の製作実績から、用途や製作数量などのご要望に応じて製作できるノウハウを蓄積しており、そのような経験を元にご提案もさせていただいております。
―これからI-OTAを通じて挑戦してみたいことをお聞かせください。
I-OTAを通じて大田区製造業の技術を合せることにより、自社だけでは対応できなかった案件の獲得を目指すとともに、新たな分野や業界への参入にも挑戦をしたいと考えています。
―I-OTAとして取り組まれたスロープ開発について経緯を教えてください。
ある公的機関から相談がありました。いま使っているスロープが古くなり、補修やメンテナンスが必要になっているものの、それを製造されていた会社が今は製造できない状態なので相談にのってくれないかということでした。
現場に訪問し、現状での困っている点等をお聞きして課題を把握した所から始まりました。その後大田区の製造業有志と共に改良点や変更点などを構想しました。スロープが必要な施設で求められることを満たせるように構想を提案したというのが現状です。製造に関してのアイデアやディテールの開発を促進するのは我々の得意分野なので今後が楽しみです。
―ありがとうございました!