試作・開発分野における広域連携の可能性を検証
一般社団法人 京都試作ネット(本部:京都市、代表理事:佐々木智一)と、I-OTA合同会社(本社:東京都大田区、代表:國廣愛彦)は2月9日、相互の協力に基づき、試作・開発分野における包括協定を締結しました。
本協定は、高度化する製品開発に対し、地域の枠を越えた連携がどこまで有効に機能するかを実証的に探る試みです。 まずは相互の知見を共有し、具体的な案件を通じて運用面での課題整理から着手いたします。
PR TIMES 配信
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000138502.html

協定締結の背景
製品・装置開発の高度化や複雑化が進む中、試作・開発の現場では、単一地域や単独企業の対応力だけでは解決が難しい課題が増えています。こうした状況を受け、試作・開発に強みを持つ異なる地域の組織が連携し、実務レベルにおいて、どのような役割分担や協力体制が有効に機能するのかを検証する必要性が高まっています。
京都試作ネットは、2001年の設立以来、顧客との対話を重視した課題解決型の試作支援に取り組んできました。一方、I-OTAは大田区を拠点に、現場力とデジタル技術を組み合わせた上流のものづくり支援を行っています。両団体はマーケットの変化に対応し、様々な顧客の課題に対して要件定義~設計/製作、現地での立ち上げまでをワンストップ対応でソリューション提供しております。

本協定は、両者の考え方や強みを持ち寄り、広域連携の実践的な可能性を探る試みで、地域連携の枠組みを越え、地域間連携を実践することで技術力・技術知見を高め、日本のものづくり復権を中小企業の連携力で支えることを目的としております。
想定される連携の方向性
本協定に基づき、両者は以下のような連携の形を想定しながら、具体案件を通じた検証を進めていきます。
- 両団体の強みの再確認と、そのブランディングとして国内外展示会等への共同出展
- 初期構想・試作段階と、その後の技術展開フェーズを分担する連携モデルの検証
- 複数分野にまたがる案件における、ネットワーク連携の実効性確認
- 初年度は情報交換および案件対応、広報活動を中心に、役割分担や運用面の課題整理を行う
いずれも実証的な取り組みを重視し、段階的に連携のあり方を検討していく方針です。

■ それぞれの強み
【京都試作ネット】(参画企業:41社)
- 設立25年、相談件数10,000件超の実績
- 顧客との対話を通じた課題解決型の試作支援
- マネジメント思想に基づく組織運営
【I-OTA】(参画企業:115社)
- 大田区を拠点とした全国の中小製造業ネットワーク
- 現場力とデジタル技術を融合した支援体制
- 広域連携を支える運営・発信基盤
■ 団体概要
【一般社団法人 京都試作ネット】
- 所在地: 京都府京都市
- 代表: 代表理事 佐々木智一
- 事業内容: 試作・開発を軸とした中小製造業連携、技術支援、共同受注・研究開発
【I-OTA合同会社】
- 所在地: 東京都大田区
- 代表: 代表 國廣愛彦
- 事業内容: 全国の中小製造業との連携促進、デジタル受発注プラットフォームの運営、ものづくり支援事業