農林水産技術会議による「2023年農業技術10大ニュース」のトピックスに農研機構様と共同で開発した「畝立て乾田直播機」が選定されました。
https://www.affrc.maff.go.jp/docs/press/231225.html
「農業技術10大ニュース」とは、この1年間に新聞記事となった民間企業、大学、公立試験研究機関及び国立研究開発法人の農林水産研究成果のうち、内容に優れるとともに社会的関心が高いと考えられる成果10課題を農業技術クラブ(農業関係専門紙・誌など30社加盟)の加盟会員による投票を得て選定されるものです。
雨が降っても安心!
-畝立て同時乾田直播機を開発-
【導入により期待される効果】
排水不良地域や二毛作体系が主体で水稲作準備期間が短い九州地域において、降雨があっても適期の乾田直播が可能になり、安定的な二毛作の普及拡大への寄与が期待される。短時間の播種作業が可能で、湿害対策にもつながる。
• 安定的な二毛作に向けて、適期直播が可能な、多機能・高能率の乾田直播機を農研機構と共同開発。
• 直播作業部の改良によって土が付着しにくくなり、降雨後の高水分土壌でも作業が可能に。
• 播種畝を成形すると同時に畝の上面に播種することで、生育初期の降雨・滞水による湿害を回避できる。